ABA発達支援とは/ 創設理念
試験実施要項 / お申し込みご案内
資格の特徴 / こんな方におすすめ!
どんな試験? / 発起人・ご協力者ご紹介
我が国の制度や文化を踏まえ、行動科学(応用行動分析学)を基盤にした発達支援を行う実務をささえる認定資格です。
ABA発達支援士Basics
認定資格
ABAに基づく発達支援資格の決定版
- 国内トップレベルのアカデミアが協力 -
応用行動分析学(ABA: Applied Behavior Analysis)に基づいた発達支援を指します。様々な障害のある方の支援において、問題の予防や解決、発達促進など多様な領域で研究成果が蓄積されています。
ABA発達支援の実践を支える認定資格です。Basicsは、基礎知識を学ぶ初級資格となります。
支援を要する子どもの数は増加傾向にあります。エビデンスに基づく質の高い発達支援が求められる中、我が国では、多様な施設や職種が子どもの支援に尽力しています。本資格は、ABAという共通言語を通じて多職種のストレングス(つよみ)をより一層引き出し、相互につながることで、子どもを取り巻く支援の輪の拡大を目指すものです。
ABA発達支援とは
ABA発達支援士とは
多職種の共通言語としての「ABA」
「ABA発達支援士」資格創設の理念
発達支援の質を高め、社会的な信頼と適切さを確保するための専門性・倫理性の統合
本資格制度は、我が国における応用行動分析学(ABA)に基づく発達支援の実践において、知識・技能・倫理を統合的に備えた専門人材を育成・認定することにより、発達障害のある児者およびその家族のQOL(生活の質)の向上に資することを目的として創設されます。
また、社会的価値観や支援ニーズの変化を踏まえ、ABA発達支援が社会に信頼され、支援が適切であることを継続的に確保できる仕組みとして機能することを目指します。

理念全文はこちら
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資格の特徴
ABAに基づく発達支援の日本独自の認定資格!
子どもの困った行動や保護者や支援者が困っている状況を分析し、支援計画を立てるスキルや、子どもの言葉やコミュニケーション、ソーシャルスキル、日常生活スキル、アカデミックスキル、などといった新しい行動を教えるための技法、その背景にある基礎的な理論やこれまでの研究と実践の成果や倫理までを体系的に学べる認定資格です。
国内トップレベルのアカデミアが協力
認定後もスキルアップを目指せる!
発達支援に関する実務家と国内トップレベルのアカデミアの協力を得て開発しているため、エビデンスに基づく確かな内容であるとともに、資格認定後も、事例検討会や研修会などで継続的に知識や技術を研鑽し、スキルアップを目指せる点も特徴です。
資格体系の構成と今後の展望
ABA発達支援士は、今後、Basics以降のAdvanced→Superviser→Expertの体系により、知識・技能・倫理を段階的に深める資格制度としてスタートしていきます。初級資格(ABA発達支援士Basics) は、ABAに基づく発達支援の正しい知識を身につけ、学びの土台をつくることを重視しており、実践のスキル保証を目的としたものではありません。今後は、順次資格を整備していき、技術の継続的な研鑽および質を高め続けるための更新及び階層構造のもと、実践的なスキルや倫理的判断を養う体系的な学びを提供していく予定です。
*なお、ABA発達支援士Basicsを取得した皆さんとの対話を通じよりよい仕組みを創っていくため、詳細は変更となる可能性があります。
こんな方におすすめ!
発達障害のある子どもの
支援機関にお勤めの方
児童発達支援事業所などで
支援の実務者を目指したい方
保育士、幼稚園教諭、
小学校教諭、学童など、
保育・教育関連の機関にお勤めの方
資格を取ることにより、
現場ですぐに活かせる実践的な知識を習得!

ABA発達支援士Basics認定資格
試験実施要項
受験日
2026年2月22日(日) 10:00〜 11:30 (9:30より開場)
申込期間
2026年1月10日(土)まで
場所
東京会場 ▶︎ 満席となりました
きゅりあん 第二講習室

・東京都品川区東大井5丁目18 - 1 ▶︎google map
・JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線 「大井町駅」 徒歩約2分
きゅりあん公式サイト     

大阪会場
大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター) 4階 大会議室1

・大阪府大阪市中央区大手前1丁目3番49号 ▶︎google map
・京阪・Osaka Metro 谷町線「天満橋駅」 約350m / JR東西線「大阪城北詰駅」約550m
大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)公式サイト
※同日に大阪マラソンがあるため、会場周辺は交通規制がかかる予定です。駐車場のご利用は難しいため、試験当日は公共交通機関でお越しください     

名古屋会場
ウィルあいち 愛知県女性総合センター 2階 セミナールーム6

・愛知県名古屋市東区上竪杉町1番地 ▶︎google map
・地下鉄名古屋城駅 徒歩8分
ウィルあいち 愛知県女性総合センター 公式サイト
試験時間
90分
試験内容
筆記試験(選択問題) 70問
教材
申込完了後、テキストをメールにてお送りいたします
受講料
オープン記念価格 11,000円(税込)
受験資格
18歳以上の方
※団体でのお申込には割引がございます。詳しくはお問い合わせください。
※初年度の受験人数の定員は150名(各会場50名)です。
お申し込みは先着順とし、定員に達し次第締め切りといたします。
※合格後、認定登録料として別途5,500円かかります。
※来年度以降は価格が変更になる予定です
お申し込みはこちらから
申し込み〜
資格認定までのスケジュール
11月〜
申込み、準備期間
1) お申し込み
2) 学習スタート!
申込締切2026年1月10日までに
申込みをしよう!
※お支払い後、受験当日に必要な「確認番号(受付番号)」が決済メールに記載されています。
申込者には、指定テキストと
付帯資料をメールにてお送りします。
2月22日 試験当日
※試験当日は、受験料支払い決済メールに記載の 「確認番号(受付番号)」、「公的身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード等)」を受付にてご提示ください。
いよいよ本番!
申し込んだ会場で
ABA発達支援士Basicsの
試験を受けよう!
3月
合否通知、認定証送付
※その後は、研修会や年次大会参加により2年間で4ポイントを取得することで更新が可能です。(1回出席で1ポイント、オンライン/対面/オンデマンドでの参加選択可能、年4回程度開催想定)
3月中旬頃
メールにて合否通知
認定申請書類 送付


3月下旬頃〜

認定申請書返送後、
順次 審査の上、認定証送付
どんな試験?難易度は?
試験は、90分の筆記試験となります。選択問題が基本です。
お申し込み後に、指定テキストと参考資料をメールにてお送りいたします。
テキストは、専門家の協力により執筆され、ABA発達支援の基礎を学べる充実した内容となっています。試験は、指定のテキスト及び資料の内容に沿って出題します。
誰でも受けられるの?発達障害や教育に関わっていなくても大丈夫?
18歳以上であれば、どなたでも受けることが可能です。
これまでに発達障害の支援や教育に関わっていない方でも問題ありません。
どうやって勉強したらいいの?
お申し込み後に、指定テキストと資料をメールにてお送りいたしますので、その内容に沿って勉強をしてください。また、補助教材として、動画で学べる「EDS-NETWORK発達支援スキルアップ講座」(有料)があります。テキストの内容理解を深めるために、補助としてご活用下さい。ただし、本講座はテキストに完全に準拠しているわけではありません。出題範囲は、指定のテキスト及び資料のみとなります。
ABA発達支援士Basicsリリース記念!
「EDS-NETWORK発達支援スキルアップ講座」

50%割引キャンペーン実施中!
EDS-NETWORKのYOUTUBEチャンネルにて、
協力アカデミア&実務家からの
解説動画も随時アップしていきます。
  YOUTUBEチャンネル
試験に合格した後はどうなるの?
合格書と認定申請書をお送りいたします。認定申請書を返送いただき、審査の上、認定となります。(認定登録料として5,500円かかります) また、更新するには、研修会や年次大会に参加し2年間で4ポイントを取得してください。 *1回出席で1ポイント、オンライン/対面/オンデマンドでの参加選択可能、年4回程度開催想定。詳細は、合格後にお伝えします。
スペシャリストによる確かな資格!
資格発起人・ご協力者 一覧
ABA発達支援士認定資格 発起人
NPO法人つみきの会代表
藤坂 龍司
経歴:NPO法人つみきの会代表。株式会社NOTIA代表、一般社団法人ABA SPEAKS代表。公認心理師、臨床心理士、QBA。広島大学法学部卒業、神戸大学大学院法学研究科博士前期課程修了、同博士後期課程満期退学、神戸文化短期大学常勤講師、助教授などを経て、現職。
資格への思いや一言メッセージ
「この新しい資格がわが国のABA実践家の質の向上と倫理的責務への自覚に寄与することを願っています。」
株式会社エルチェ最高責任者
竹島 浩司
経歴:東京学芸大学心理臨床専修卒業後、ウェスタンミシガン大学にて修士・博士号取得。BCBA-Dとして、カリフォルニア州の学校校長や自閉症センター監督者として勤務。帰国後は日本の社会・利用者に合う形でのABAの実践の形を模索。現在、株式会社エルチェにて、児童発達支援センターでのセラピストトレーニングや保護者研修、特別支援学校などでの教員研修などを提供。ひまわりABA教室では、より実践現場に近い監督者を目指す。愛知教育大学非常勤講師、名古屋市教育委員会特別支援教育アドバイザー。
資格への思いや一言メッセージ
「アメリカにおいてABAの認定制度(BCBA)が始まった頃は、「その資格、取って何になる?」とも囁かれた小さな資格でした。しかし、ABAを勉強し、研究し、推進する人の強いチームワークと、利用者の力強い応援を受けて、認定は良い意味で予測を裏切るスピードで全米に広がり、BCBAがあれば、仕事に困らない状態になりました。そして、利用者が高い基準でのサービスを受けられるよう、社会制度もBCBAを受け入れて、大きく変革していきました。日本にも質の高いABAサービスを広げることを目指す時に、今の日本社会で認められる資格・認定がないことは、長い目で見て大きな壁となるように思います。私自身も帰国当初「(BCBAという)アメリカの資格や学位は存じ上げませんので…」と公的機関からは門前払いをされた記憶があります。それから10年以上経ち、ようやく、児童発達支援センターにおいてセラピストや保護者向けの研修をしたり、学校教員にアドバイスしたり、公的機関においてのABA実践にも携わることが許されるようになりました。私だけでなく、ABAを真剣に勉強した人に、できる限り社会の多くの場面で活躍し、社会貢献する機会を増やしたい。ABAを実践することに対する社会の障壁を、できるだけ低くしたい。そのためにも、ABAを勉強して資格を取得することで「その資格を持っているなら、ぜひ」と言われる資格を目指したい。こういった気持ちで、この資格創設をお手伝いさせていただいています。」
特定非営利活動法人ADDS共同代表
熊 仁美
経歴:慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻博士課程修了、博士(心理学)。 法政大学兼任講師。日本行動分析学会代議員。
大学生から自閉症児の家庭療育をサポートする学生セラピストとして活動を始める。 11年NPO法人ADDS設立、共同代表。江戸川区発達相談・支援センター長を務める。
資格への思いや一言メッセージ
「根拠に基づく発達支援を、いつどこにうまれても受けられる社会の実現を目指す有志があつまり、この資格の構想が実現しました。学びと技術の研鑽を続ける入り口として、多くの方にABA発達支援士Basicの取得を目指していただけたら嬉しいです。」
特定非営利活動法人ADDS 共同代表
竹内 弓乃
経歴:慶應義塾大学文学部心理学専攻卒業、同大学大学院社会学研究科心理学専攻修士課程修了、横浜国立大学大学院学校教育臨床専攻臨床心理
学コース修士課程修了。学生セラピストの活動、大学院での臨床研究を重ねる傍ら、2009年ADDS設立。国立研究開発法人科学技術振興機
構社会技術研究開発センター(JST-RISTEX)「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(SOLVE for SDGs)」プログラムアドバイザー。

資格への思いや一言メッセージ
「私が自閉症のあるお子さんとABAに出会ったのは2003年の春。当時は、自閉症や発達障害という言葉すらまだ一般には知られていませんでした。それから20年以上が経ち、支援の受け皿は全国に広がり、ABAを掲げる施設も増えました。しかし、その質を担保する基準や統一資格はいまだ整っていません。この課題を、長年日本のABAを牽引してきた研究者や実践者の皆さんと共有し、今回の資格認定試験の開催に至ったことを心から嬉しく思います。ABAが正しく運用され、継続的な学び合いのもとで子どもたちに質の高い支援が届き続けることを願っています。」
指定テキスト「ABA発達支援の基礎」
執筆・編集ご協力者
東京都立大学システムデザイン学部特任教授
慶應義塾大学名誉教授
山本 淳一
経歴:公認心理師、臨床心理士。研究と臨床を統合した行動ヒューマンサービスの構築を進めている。応用行動分析学を徹底的に活用した発達支援、学習支援、運動支援で実績をあげている。
元・星槎大学大学院教育学研究科教授
杉山 尚子
経歴:慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学、山脇学園短期大学准教授を経て星槎大学大学院教育学研究科教授(2023年3月定年退職)
主要著書:『行動分析学入門』(1998, 2023, 産業図書)、「スキナー」(『人物で読む心理学事典』, 2024, 朝倉書店)
鳥取大学医学系研究科臨床心理学講座 教授
井上 雅彦
経歴:医学博士・教育学修士・心身障害学修士、臨床心理士・公認心理師、応用行動分析学・臨床心理学・障害児心理学を専門分野に持ち、日本自閉症協会 常任理事、日本発達障害ネットワーク理事 同志社大学・実証に基づく心理・社会的トリートメント研究センター嘱託研究員なども務める。
主催 EDSネットワークとは?
(一般社団法人化準備中)
エビデンスに基づいて保護者とともに行う
発達障害児の早期療育モデル実装プロジェクトです。
発起人は特定非営利活動法人ADDSであり、同団体が平成28年度国⽴研究開発法⼈科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業「社会技術開発センター(RISTEX)」が⾏う助成プログラムにおける取り組みで高い評価を得たことをきっかけに、「既存制度を活用し、エビデンスに基づいた早期療育の持続的な地域モデルを確立・全国への普及を目指す」ことに賛同した当時のプロジェクト参加者有志と協働し任意団体として2020年に設立されました。
現在、2026年度の一般社団法人化を目指し、準備を進めています。
お問い合わせ先
資格、試験に関してお気軽に
下記のフォームよりお問い合わせください。

ABA発達支援士認定試験事務局 (NPO法人ADDS内)

https://eds-network.org/inquiry
きゅりあん公式サイト 大阪会場 大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)公式サイト 名古屋会場 ウィルあいち愛知県女性総合センター公式サイト 申込み/決済フォーム
EDS-NETWORK発達支援スキルアップ講座はこちら EDS-NETWORK発達支援スキルアップ講座はこちら EDS YouTubeトップページ

  • NPO法人つみきの会代表

    藤坂 龍司

    経歴:NPO法人つみきの会代表。株式会社NOTIA代表、一般社団法人ABA SPEAKS代表。公認心理師、臨床心理士、QBA。 広島大学法学部卒業、神戸大学大学院法学研究科博士前期課程修了、同博士後期課程満期退学、神戸文化短期大学常勤講師、助教授などを経て、現職。

    資格への思いや一言メッセージ

    「この新しい資格がわが国のABA実践家の質の向上と倫理的責務への自覚に寄与することを願っています。」

  • 株式会社エルチェ最高責任者

    竹島 浩司

    経歴:東京学芸大学心理臨床専修卒業後、ウェスタンミシガン大学にて修士・博士号取得。BCBA-Dとして、カリフォルニア州の学校校長や自閉症センター監督者として勤務。帰国後は日本の社会・利用者に合う形でのABAの実践の形を模索。現在、株式会社エルチェにて、児童発達支援センターでのセラピストトレーニングや保護者研修、特別支援学校などでの教員研修などを提供。ひまわりABA教室では、より実践現場に近い監督者を目指す。愛知教育大学非常勤講師、名古屋市教育委員会特別支援教育アドバイザー。

    資格への思いや一言メッセージ

    「アメリカにおいてABAの認定制度(BCBA)が始まった頃は、「その資格、取って何になる?」とも囁かれた小さな資格でした。しかし、ABAを勉強し、研究し、推進する人の強いチームワークと、利用者の力強い応援を受けて、認定は良い意味で予測を裏切るスピードで全米に広がり、BCBAがあれば、仕事に困らない状態になりました。そして、利用者が高い基準でのサービスを受けられるよう、社会制度もBCBAを受け入れて、大きく変革していきました。日本にも質の高いABAサービスを広げることを目指す時に、今の日本社会で認められる資格・認定がないことは、長い目で見て大きな壁となるように思います。私自身も帰国当初「(BCBAという)アメリカの資格や学位は存じ上げませんので…」と公的機関からは門前払いをされた記憶があります。それから10年以上経ち、ようやく、児童発達支援センターにおいてセラピストや保護者向けの研修をしたり、学校教員にアドバイスしたり、公的機関においてのABA実践にも携わることが許されるようになりました。私だけでなく、ABAを真剣に勉強した人に、できる限り社会の多くの場面で活躍し、社会貢献する機会を増やしたい。ABAを実践することに対する社会の障壁を、できるだけ低くしたい。そのためにも、ABAを勉強して資格を取得することで「その資格を持っているなら、ぜひ」と言われる資格を目指したい。こういった気持ちで、この資格創設をお手伝いさせていただいています。」

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  • 特定非営利活動法人ADDS共同代表

    熊 仁美

    経歴:慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻博士課程修了、博士(心理学)。 法政大学兼任講師。日本行動分析学会代議員。 大学生から自閉症児の家庭療育をサポートする学生セラピストとして活動を始める。 11年NPO法人ADDS設立、共同代表。江戸川区発達相談・支援センター長を務める。

    資格への思いや一言メッセージ

    「根拠に基づく発達支援を、いつどこにうまれても受けられる社会の実現を目指す有志があつまり、この資格の構想が実現しました。学びと技術の研鑽を続ける入り口として、多くの方にABA発達支援士Basicの取得を目指していただけたら嬉しいです。」

  • 特定非営利活動法人ADDS共同代表

    竹内 弓乃

    経歴:慶應義塾大学文学部心理学専攻卒業、同大学大学院社会学研究科心理学専攻修士課程修了、横浜国立大学大学院学校教育臨床専攻臨床心理 学コース修士課程修了。学生セラピストの活動、大学院での臨床研究を重ねる傍ら、2009年ADDS設立。国立研究開発法人科学技術振興機 構社会技術研究開発センター(JST-RISTEX)「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(SOLVE for SDGs)」プログラムアドバイザー。

    資格への思いや一言メッセージ

    「私が自閉症のあるお子さんとABAに出会ったのは2003年の春。当時は、自閉症や発達障害という言葉すらまだ一般には知られていませんでした。それから20年以上が経ち、支援の受け皿は全国に広がり、ABAを掲げる施設も増えました。しかし、その質を担保する基準や統一資格はいまだ整っていません。この課題を、長年日本のABAを牽引してきた研究者や実践者の皆さんと共有し、今回の資格認定試験の開催に至ったことを心から嬉しく思います。ABAが正しく運用され、継続的な学び合いのもとで子どもたちに質の高い支援が届き続けることを願っています。」

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  • 東京都立大学システムデザイン学部特任教授
    慶應義塾大学名誉教授

    山本 淳一

    経歴:公認心理師、臨床心理士。研究と臨床を統合した行動ヒューマンサービスの構築を進めている。応用行動分析学を徹底的に活用した発達支援、学習支援、運動支援で実績をあげている。

  • 元・星槎大学大学院教育学研究科教授

    杉山 尚子

    経歴:慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学、山脇学園短期大学准教授を経て星槎大学大学院教育学研究科教授(2023年3月定年退職) 主要著書:『行動分析学入門』(1998, 2023, 産業図書)、「スキナー」(『人物で読む心理学事典』, 2024, 朝倉書店)

  • 鳥取大学医学系研究科臨床心理学講座教授

    井上 雅彦

    経歴:医学博士・教育学修士・心身障害学修士、臨床心理士・公認心理師、応用行動分析学・臨床心理学・障害児心理学を専門分野に持ち、日本自閉症協会 常任理事、日本発達障害ネットワーク理事 同志社大学・実証に基づく心理・社会的トリートメント研究センター嘱託研究員なども務める。

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